サイクルオペレーション株式会社
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外国人の生活保護
Posted Date:2014/02/10(Mon) 05:31
今朝はニュースの話題からです。
1億円収入も「無職」 生活保護費詐取 容疑の夫婦逮捕 警視庁
東京都足立区に住む韓国籍の50代の女が韓国人クラブを実質的に経営して1億円超の売り上げがありながら、無職を装って生活保護費数百万円を不正受給して いた疑いがあることが捜査関係者への取材で分かった。警視庁組織犯罪対策1課は7日夜、詐欺容疑で女と日本人の夫を逮捕した。夫妻は別居を続けており、組 対1課は生活保護費を受給するための偽装結婚だった可能性もあるとみて実態解明を進める。
捜査関係者によると、夫妻は数年前、足立区役所で無職と偽って生活保護費を申請。女が約3年前に同区内で韓国人クラブを開業した後も毎月十数万円、総額 数百万円の生活保護費を不正受給していた疑いがもたれている。申請時に入金がない預金通帳のほか、夫に持病があるとの診断書を提出、夫の介護のために女も 働けないと説明していた。
クラブの名義上の経営者は知人男性だったが、組対1課は女が売上金やホステスを管理するなど実質的に経営していると判断。売り上げは約3年間で総額1億円超に上るとみられる。女は同区内のマンションで暮らし、高級車で通勤する姿が確認されている。
夫にも廃品回収などで数百万円の年収があった。組対1課は生活保護費を夫妻で分配していたとみて資金の流れを調べている。
おっ!
旦那は廃品回収屋ですか?
同業者ですなあ~。
そうですね、私たち廃品回収屋の中には、不心得者もいるでしょう。
世の中には、良い奴も悪い奴もおりますのでね~。
ただ、世間一般と比較すると、廃品回収屋の中には少しばかり悪い奴の比率が高いかもしれません。
自分が身を置く業界だからといって、嘘は言えませんからね。
でも、やはりそんなのは少数派でして、一般社会で悪い奴が百人に一人だとしたら、廃品回収屋は10人に一人とか、そんなレベルです。
私の感覚では、そんなものですが、皆さんの感覚ではいかがでしょうか・・・?
さて、外国人が不正に生活保護を受給していた・・・という類のニュースを、ちょくちょく見るようになりましたね。
私が代議士秘書をしていた時代、高級外車に乗っている生活保護受給者や、部屋の真ん中にカーテン1枚で仕切りを作って夫婦別居での母子手当受給などなど、様々な手口を目撃してきましたから、この手の話には免疫があります。
当時、外国人による不正受給が特に話題になっていた記憶は無いのですが、最近では報道だけでなく実際に見聞きするケースでも外国人がらみの話が多いです。
不正受給をする外国人が増加しているからなのかな?とも考えたのですが、それよりも私の職業の変化により、私と接点を持つ社会的な階層に変化があったからなんでしょう。
早い話、代議士秘書時代には生活保護の不正受給に関わるような、怪しげな外国人の接点が無く、今はそんなややこしい連中が身近にいるということですね。
ま、それはしょうがないことですわ・・・。
今日の本題は、「なぜ外国人が生活保護を受け取れるのか?」です。
外国人が生活保護を受給できるって、何か不思議な感じで違和感がありませんか?
そういう疑問を持つと放っておけない性格なので、甚だ簡単ではありますが調べてみました。
難しい話題なのですが、可能な限り簡単にご説明しますね。
まず、すべての外国人が生活保護を受給できるわけでは無いというのが前提です。
外国人に対する生活保護の歴史ですが、まず1954年(昭和29年)に出された厚生省通知により、生活に困窮する外国人に対して当分の間、生活保護法を準用して保護費を支給する方針となりました。
しかし、生活保護が「権利」としては認められないため、不服申立てをすることや訴訟で争うことはできないものとされています。
1990年(平成2年)からは、厚生省による口頭指示という形で、生活保護の対象となる外国人を永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者、特別永住者、認定難民に限定するようになっています。
現在では、日本に流れ着いた貧乏外国人が生活に困ったからといっても受給できるわけでは無い・・・ということです。
さて、生活保護行政の実態としては、一部外国人でも受給可能なことはわかりましたが、役所による通知などで運用されているだけで、法的に明確な根拠があるわけではありません。
そういう場合、日本においては最高裁の判例によって法の解釈が決まるのですが、ちょうど永住許可を持つ中国籍の女性が行った生活保護申請を、ある行政が却下したことの上告審が行われているようです。
一審では「生活保護法の適用は日本国籍を持つ者に限られる」として女性は敗訴しましたが、控訴審では訴えを退けた一審判決を見直す判決が出たようですね。
最高裁でどのような判決が出るのか楽しみですが、日本国籍を持たないけれども保護の必要な人間が存在するのは現実なんでしょうね。
例えば、国際結婚が破綻して日本国籍を持たない親が子供を育てているケースなんかが代表的でしょう。
そのようなケースは世間一般ではあまり見かけないのでしょうが、廃品回収屋の身の周りではさして珍しい話ではないような気がします。
悪い奴も確かに多いのですが、不幸であったり、不運な身の上の人がその何倍も存在します。
世の中には難しいことが多いですなあ・・・。
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