サイクルオペレーション株式会社
ブログ記事サイクルオペレーション株式会社
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スクラップ屋のオッサンによる講釈
Posted Date:2013/06/21(Fri) 05:49
LME金属相場、大幅に下げていますね。
話題にしたくないほどの大幅な下落ですが、さすがに無視する訳にはいきませんので、状況だけお伝えしておきましょう。
日本時間午前7時現在の状況です。
「銅」は、$3.0550/lbと、かろうじてポンドあたり3ドルの大台を保っている状態です。
トンあたりに換算すると、6,735ドル。
日本国内銅建値がトン71万円ですが、実勢では70万円。先安感からその下あたちに改定されても不思議ではない。
「銀」は、オンスあたり20ドルの大台を割り込みましたわ。
$19.64/ozで、日本円換算すると、グラム61円ほど。
「金」は、オンスあたり1,300ドルの大台を割り込みました。
$1278/ozで、日本円に換算すると、グラム4,001円ほど。
相場に一喜一憂するのは宜しくありませんが、さすがに気にせざるを得ない状況です。
「今の状況をどう見るか」ですが、私の考えをまとめてみました。
1.「米国の金融緩和策が終了しそうだ」という観測から、商品先物市場や新興国の株式市場からの資金引き揚げが発生した。
→金や銅、原油などの商品市場下落の発端ですね~。
「カネが引き揚げられる」となれば、「カネを準備しておこう」となるのが人情ですな。
2.商品先物市場や新興国の株式市場で、損害を出した人が生まれた。
→一部には売り抜いた人たちが存在するのでしょうが、多数が損害を出しました。
そうなると、他に利益を出しているモノ(例えば先進国の株式市場商品など)で、利益の穴埋めを行おうとします。
3.株式市場からの資金引き揚げ
→前述の、利益の穴埋めの発生と相まって、FRB(米連邦準備制度理事会)は、量的金融緩和の終了を正式(?)に提示していますので、「カネを準備する動き」が加速。NY株式市場などでも株安が発生・・・。
あ~下落の連鎖が起こるのは、宜しくありませんな。
FRBの金融政策については、市場の動揺を最小限に抑えるために、政策の変更時期まで明示している訳ですが、それでも動揺が大きい・・・。
「市場の動揺が大きい」と言いますのは、私が勝手にそう思っているだけで、FRBが思っている訳ではありません。
もし、FRBが「動揺が大きい」と考えるなら、量的金融緩和の縮小時期を延期、または縮小中止を発表すれば良い訳で、今回の市場の動揺というか変化は、FRBにコントロールされた、「安定的な変動」といえるでしょう。
だから、そう心配することありません。
というか、我々が心配してどうなるものでもありません。全てはアメリカ様が決めるのです。
ということで、「アメリカ様の利益は何か?」を常に考え続けることが、市場の動向を見抜く一番のポイントなのですわ。
このへんで、スクラップ屋のオッサンによる本日の講釈は終了!
話題にしたくないほどの大幅な下落ですが、さすがに無視する訳にはいきませんので、状況だけお伝えしておきましょう。
日本時間午前7時現在の状況です。
「銅」は、$3.0550/lbと、かろうじてポンドあたり3ドルの大台を保っている状態です。
トンあたりに換算すると、6,735ドル。
日本国内銅建値がトン71万円ですが、実勢では70万円。先安感からその下あたちに改定されても不思議ではない。
「銀」は、オンスあたり20ドルの大台を割り込みましたわ。
$19.64/ozで、日本円換算すると、グラム61円ほど。
「金」は、オンスあたり1,300ドルの大台を割り込みました。
$1278/ozで、日本円に換算すると、グラム4,001円ほど。
相場に一喜一憂するのは宜しくありませんが、さすがに気にせざるを得ない状況です。
「今の状況をどう見るか」ですが、私の考えをまとめてみました。
1.「米国の金融緩和策が終了しそうだ」という観測から、商品先物市場や新興国の株式市場からの資金引き揚げが発生した。
→金や銅、原油などの商品市場下落の発端ですね~。
「カネが引き揚げられる」となれば、「カネを準備しておこう」となるのが人情ですな。
2.商品先物市場や新興国の株式市場で、損害を出した人が生まれた。
→一部には売り抜いた人たちが存在するのでしょうが、多数が損害を出しました。
そうなると、他に利益を出しているモノ(例えば先進国の株式市場商品など)で、利益の穴埋めを行おうとします。
3.株式市場からの資金引き揚げ
→前述の、利益の穴埋めの発生と相まって、FRB(米連邦準備制度理事会)は、量的金融緩和の終了を正式(?)に提示していますので、「カネを準備する動き」が加速。NY株式市場などでも株安が発生・・・。
あ~下落の連鎖が起こるのは、宜しくありませんな。
FRBの金融政策については、市場の動揺を最小限に抑えるために、政策の変更時期まで明示している訳ですが、それでも動揺が大きい・・・。
「市場の動揺が大きい」と言いますのは、私が勝手にそう思っているだけで、FRBが思っている訳ではありません。
もし、FRBが「動揺が大きい」と考えるなら、量的金融緩和の縮小時期を延期、または縮小中止を発表すれば良い訳で、今回の市場の動揺というか変化は、FRBにコントロールされた、「安定的な変動」といえるでしょう。
だから、そう心配することありません。
というか、我々が心配してどうなるものでもありません。全てはアメリカ様が決めるのです。
ということで、「アメリカ様の利益は何か?」を常に考え続けることが、市場の動向を見抜く一番のポイントなのですわ。
このへんで、スクラップ屋のオッサンによる本日の講釈は終了!
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