サイクルオペレーション株式会社
ブログ記事サイクルオペレーション株式会社
たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。
ネタと違いますで
Posted Date:2012/06/08(Fri) 06:15
予定が変わって、昨夜から大阪です。
「なぜ昨夜から大阪にいるのか?」 事情を説明するのが、今日のネタ。
一から説明しましょう。
一昨日、午前中に大阪での所用を済ませた私は、15時前に名神高速道路の桂川PAで、名古屋から走ってきたトラックの運転手と、車両を交換。
ドライバー交代だと考えて頂いたほうが分かりやすいか?
4トン車で九州方面に向かう予定だったのですが、車両に少々不具合があることが発覚。
ギヤがトップに入らないんですわ。
厳密に言えば、トップに入るんだけれども、手で押さえていないとニュートラルに戻ってくる。
長旅で、スタート時点から車両が不調なのは、少々気がかり。
「延期」が頭をよぎりました。
しかし、私は自動車全般に関して、ド素人。
名古屋の馴染みの修理工場の大将は、「トップに入れずに5速で走れば大丈夫だろう」との見解。
念のため、トラックの整備工場を営んでいる、私の同級生に電話を入れ、症状を伝えると、全く同じ回答が。
「行くか!」
ダブルチェックをしたんだから、大丈夫でしょう。
ギヤがトップに入らないとなると、ギリギリグリーンゾーンの回転数を保って、80km走行になる。
少々、高回転運転になるので、燃費が悪くて、音がうるさくて、到着が遅くなりますが、早めの出発なので、十分に間に合います。
・・・ここまでで、私の判断は、「甘い」と思いますか?
私なりに常識的な判断を下したつもりなのですが、結果は「甘かった」のです。
行き先は、九州某県にある、空港近くの取引先でした。
ここ数年のお付き合いなのですが、ヤード開設前から付き合いがあり、腹を割って、何度も酒を酌み交わしたりしている仲なのです。
午前8時ごろにインターチェンジを降り、ヤードに到着するまでの間に、最初の違和感が。
交差点を曲がろうとすると、「ドスン」と、何かが落ちたような音が。
「少々、荷崩れしたかな?」
「・・・いや、何かが違う」
キャビンへの軽い衝撃の伝わり方が、荷崩れの時と少々違うような気がしました。
ヤードに着いてみると、最初のトラブルが発生。
一度だけですが、セカンドからギヤが、中々抜けない事態が発生。
帰りも約800kmの長旅ですので少々不安を覚え、取引先のS社長にお願いして、馴染みの修理屋さんに来てもらい、現場でミッションの調整などをしてもらうことが出来ました。
ただ、「何とか名古屋に帰らなきゃ」
名古屋に帰り次第、ミッションの点検修理と車検のために整備工場へ入庫する手配も完了させていたので、帰りさえすれば何とかなる。
後は無事を祈るのみ。
出発時と、何度かの信号待ちなどでは異常ナシ。
高速に入っても順調に走っているんだけれど、やはり不安感は残るので、念には念を入れて、最初のパーキングエリアで給油を兼ねて再点検することに。
外見は異常ナシ。
「よし!行くか!」
エンジンをかけ、スタンドから発進しようとしても、ギアが入らない。
何度やっても入らない・・・。
そのまま二度とギアが入ることはありませんでしたとさ・・・。
結局、再びS社長のお世話になり、九州K県の整備工場でミッションの乗せ換えが確定。
当社で車両の重大なトラブルが発生するときって、私の運転の時が多いんですわ。
名古屋へ状況説明の電話を入れると、「滅多に運転しないのに、トラブルが多いねえ」と言われる始末。
少々スネた私は、トラックの修理が終わるまでK県のホテルに滞在して、数日間遊び呆けてやろうかと考えました。
でも・・・
こんな私でも、結構忙しい。
道中ハンドルを握りながら、「輸送は外注しないと。自分で運転できるのは今日が最後かもしれないな」などと考えていたくらい。
遊び呆ける計画は断念し、空港へ。
飛行機なら、名古屋へ向かうのも大阪へ向かうのも、時間も料金も大して変わらないので、名古屋へ向かうことに。
車もノートパソコンも名古屋にあるし、ノートパソコンがないとネット振込が出来ないからね~。
またまたS社長の手配で、高速PAまで迎えに来てもらい空港へ送ってもらう。
迎えに来てくれた人物は、午前中に初めてヤードで見かけた方。
「大型ヒアブに乗るし、スーツ着て営業もする」と聞いていた、少々珍しい人種。
私、変わり者(失礼!)が大好きなので、車中であれこれと会話していたのですが、アタマは切れるし、何より筋目を大事にする好人物。
「S社長の周りには、エエ人間が集まっているなあ」と、羨ましい限り。
私の周りにも、素晴らしい人材が集まってきてくれている自負はあります。
「質も量も負けていないよ!」と。
ただ、そのスピードでは完全に負けてるわ。
競争しているわけではないけれど、素直に負けを認めて、良い部分を見習いたいと思います。
さてさて、空港に到着し、出発案内ボードを見ると、何と名古屋小牧行きの便(FDA)が「欠航」だって・・・。
ちょっと、自分の不幸にキレた。
「おんどれ!コラ!」と空港カウンターで叫びそうになるのは何とかコラえ、大阪行き全日空に予定変更。
冷静に考えれば、中部空港行きの全日空便ならあったんでしょう。
でもね、さすがにこの頃にはアタマの線が一本切れていたようです。
という訳で、昨夜から大阪なのです。
わざわざ、こんな恥ずかしい日記を書きましたが、どう感じましたか?
私基準で申し上げると、少なくとも、「自分ならどう判断したか?」あるいは「どのタイミングで判断を誤ったか?」などと、自分なりに考えてみることが、大切かと思います。
自分自身では、最善と思われる行動をしたつもりでしたが、結果として、間違った行動を行っていたという事実を、重く受け止めています。
未だ「あの時、こうしていれば」というポイントを見つけることが出来ていないし、このままではこの先も同じ事を起こしてしまうことになる。
これをお読みの皆様も、何かご自身の今後の参考にしていただければ、本望です。
社内にも、ブログを読んでいるスタッフがいるでしょう。
ここまで読んだ時点で、「アハハ。社長、可愛そうに」とだけしか思わなかった人は、未来がないわ。
身近で起こった出来事なんだから、今後の対策や検証をイメージし、「自分ならどうする?」位は考える能力がないと、「人材」ではありません。
良くて「人在」、たぶん「人罪」と呼ばれる存在ですので、私に近寄らないで下さいね。
さて、今日の仕事開始!
「なぜ昨夜から大阪にいるのか?」 事情を説明するのが、今日のネタ。
一から説明しましょう。
一昨日、午前中に大阪での所用を済ませた私は、15時前に名神高速道路の桂川PAで、名古屋から走ってきたトラックの運転手と、車両を交換。
ドライバー交代だと考えて頂いたほうが分かりやすいか?
4トン車で九州方面に向かう予定だったのですが、車両に少々不具合があることが発覚。
ギヤがトップに入らないんですわ。
厳密に言えば、トップに入るんだけれども、手で押さえていないとニュートラルに戻ってくる。
長旅で、スタート時点から車両が不調なのは、少々気がかり。
「延期」が頭をよぎりました。
しかし、私は自動車全般に関して、ド素人。
名古屋の馴染みの修理工場の大将は、「トップに入れずに5速で走れば大丈夫だろう」との見解。
念のため、トラックの整備工場を営んでいる、私の同級生に電話を入れ、症状を伝えると、全く同じ回答が。
「行くか!」
ダブルチェックをしたんだから、大丈夫でしょう。
ギヤがトップに入らないとなると、ギリギリグリーンゾーンの回転数を保って、80km走行になる。
少々、高回転運転になるので、燃費が悪くて、音がうるさくて、到着が遅くなりますが、早めの出発なので、十分に間に合います。
・・・ここまでで、私の判断は、「甘い」と思いますか?
私なりに常識的な判断を下したつもりなのですが、結果は「甘かった」のです。
行き先は、九州某県にある、空港近くの取引先でした。
ここ数年のお付き合いなのですが、ヤード開設前から付き合いがあり、腹を割って、何度も酒を酌み交わしたりしている仲なのです。
午前8時ごろにインターチェンジを降り、ヤードに到着するまでの間に、最初の違和感が。
交差点を曲がろうとすると、「ドスン」と、何かが落ちたような音が。
「少々、荷崩れしたかな?」
「・・・いや、何かが違う」
キャビンへの軽い衝撃の伝わり方が、荷崩れの時と少々違うような気がしました。
ヤードに着いてみると、最初のトラブルが発生。
一度だけですが、セカンドからギヤが、中々抜けない事態が発生。
帰りも約800kmの長旅ですので少々不安を覚え、取引先のS社長にお願いして、馴染みの修理屋さんに来てもらい、現場でミッションの調整などをしてもらうことが出来ました。
ただ、「何とか名古屋に帰らなきゃ」
名古屋に帰り次第、ミッションの点検修理と車検のために整備工場へ入庫する手配も完了させていたので、帰りさえすれば何とかなる。
後は無事を祈るのみ。
出発時と、何度かの信号待ちなどでは異常ナシ。
高速に入っても順調に走っているんだけれど、やはり不安感は残るので、念には念を入れて、最初のパーキングエリアで給油を兼ねて再点検することに。
外見は異常ナシ。
「よし!行くか!」
エンジンをかけ、スタンドから発進しようとしても、ギアが入らない。
何度やっても入らない・・・。
そのまま二度とギアが入ることはありませんでしたとさ・・・。
結局、再びS社長のお世話になり、九州K県の整備工場でミッションの乗せ換えが確定。
当社で車両の重大なトラブルが発生するときって、私の運転の時が多いんですわ。
名古屋へ状況説明の電話を入れると、「滅多に運転しないのに、トラブルが多いねえ」と言われる始末。
少々スネた私は、トラックの修理が終わるまでK県のホテルに滞在して、数日間遊び呆けてやろうかと考えました。
でも・・・
こんな私でも、結構忙しい。
道中ハンドルを握りながら、「輸送は外注しないと。自分で運転できるのは今日が最後かもしれないな」などと考えていたくらい。
遊び呆ける計画は断念し、空港へ。
飛行機なら、名古屋へ向かうのも大阪へ向かうのも、時間も料金も大して変わらないので、名古屋へ向かうことに。
車もノートパソコンも名古屋にあるし、ノートパソコンがないとネット振込が出来ないからね~。
またまたS社長の手配で、高速PAまで迎えに来てもらい空港へ送ってもらう。
迎えに来てくれた人物は、午前中に初めてヤードで見かけた方。
「大型ヒアブに乗るし、スーツ着て営業もする」と聞いていた、少々珍しい人種。
私、変わり者(失礼!)が大好きなので、車中であれこれと会話していたのですが、アタマは切れるし、何より筋目を大事にする好人物。
「S社長の周りには、エエ人間が集まっているなあ」と、羨ましい限り。
私の周りにも、素晴らしい人材が集まってきてくれている自負はあります。
「質も量も負けていないよ!」と。
ただ、そのスピードでは完全に負けてるわ。
競争しているわけではないけれど、素直に負けを認めて、良い部分を見習いたいと思います。
さてさて、空港に到着し、出発案内ボードを見ると、何と名古屋小牧行きの便(FDA)が「欠航」だって・・・。
ちょっと、自分の不幸にキレた。
「おんどれ!コラ!」と空港カウンターで叫びそうになるのは何とかコラえ、大阪行き全日空に予定変更。
冷静に考えれば、中部空港行きの全日空便ならあったんでしょう。
でもね、さすがにこの頃にはアタマの線が一本切れていたようです。
という訳で、昨夜から大阪なのです。
わざわざ、こんな恥ずかしい日記を書きましたが、どう感じましたか?
私基準で申し上げると、少なくとも、「自分ならどう判断したか?」あるいは「どのタイミングで判断を誤ったか?」などと、自分なりに考えてみることが、大切かと思います。
自分自身では、最善と思われる行動をしたつもりでしたが、結果として、間違った行動を行っていたという事実を、重く受け止めています。
未だ「あの時、こうしていれば」というポイントを見つけることが出来ていないし、このままではこの先も同じ事を起こしてしまうことになる。
これをお読みの皆様も、何かご自身の今後の参考にしていただければ、本望です。
社内にも、ブログを読んでいるスタッフがいるでしょう。
ここまで読んだ時点で、「アハハ。社長、可愛そうに」とだけしか思わなかった人は、未来がないわ。
身近で起こった出来事なんだから、今後の対策や検証をイメージし、「自分ならどうする?」位は考える能力がないと、「人材」ではありません。
良くて「人在」、たぶん「人罪」と呼ばれる存在ですので、私に近寄らないで下さいね。
さて、今日の仕事開始!
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