サイクルオペレーション株式会社
ブログ記事サイクルオペレーション株式会社
たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。
バンコクから
Posted Date:2015/11/06(Fri) 00:59
只今、日本時間の5日0時、乗り換えのために時間待ちをしているバンコク時間の4日22時です。
カンボジアのプノンペンをお昼前にチェックアウトし、昼食を食べて空港へ向かうところから移動がスタートし、名古屋への到着が翌朝7時半頃ですから、やはり移動に1日を要します。
5日間の日程でしたが、ゆっくりと休むヒマもなく、あっという間に時間が過ぎ去りました。
今回の出張でも色々なことがあったのですが、とある「再発見」について書きましょうかね。
アジア・アフリカ諸国へ輸出された中古製品は、現地でリユース商品として販売するために「リペア」されます。
横文字の意味が分かりにくいかも知れませんね。
要は、具合の悪いところは修理され、その上で綺麗に仕上げられるということです。
この作業、中古自転車屋さんの店頭で行われたり、少し規模が大きいと再生工場みたいな場所で行われるのですが、日本での風景とは少々異なるところもあります。
例えば、明らかにローティーン(10歳台前半)の男の子が修理作業に従事していることがあります。
家業の手伝いなのか、アルバイトなのか、色々な事情があるのでしょうが、日本では見られない光景です。
あと、海外へ進出した当初は気になっていたものの、最近は「あたりまえ」になって流してしまうようになったのですが、日本ならヘルメット、安全靴着用で作業すべきことを、上半身裸のビーチサンダル姿で作業が行われるのが普通です。
作業で出たゴミについても、投げ捨てられるだけのことが珍しくないので、あちこちにゴミが散乱しているなど、日本人の感覚からすると、違和感を感じます。
要は安全に対する意識や倫理観、常識などが日本と発展途上国と異なるので、多くの点で違和感を感じる…ということです。
以前から気になっていたのですが、このような状況に対して、どう対処するかは難しい問題です。
先述の意識、倫理観、常識などについて、日本と同レベルのことを目指していくのか、「郷に入りては郷に従え」で現地レベルでいくのか…です。
一言で言えば、数十年前の日本の状況そのままなんですわ。
その状況に対して、安全や環境といった近年重視されるようになった価値観を持ち込むべきか否か?
「難しい」と言うのは、何をやるにも費用を要すからです。
タダあるいは微々たる費用で出来ることは、すぐにやれば良いのですけどね。
日本が高コスト体質なのは、労働、安全、環境などに関する各種法令が厳しいのが原因です。
そんな論理を発展途上国に持ち込んで、ビジネスとして成立するかという問題がありますから。
しかし、何もかもを「現地はこんなもの」と放置する訳にはいかないように思います。
線引きは自分で決めるしかないのですが、若年労働者の使用禁止、労働条件の改善、最低限の安全、環境対策などは今から行っておかないと、将来問題が起きる可能性もあります。
問題とは、例えば中古家電輸出が環境汚染を招いているとして、日本での規制が強化されたようなことを指します。
私個人の自転車を再生するにあたって、労働災害が起ころうが、環境汚染が起ころうが問題にはならないのでしょうが、それが競売で役所から落札した自転車だとどうでしょうか?
名古屋市が払い下げた自転車が、安全対策が皆無で労働災害が起こった、環境汚染を引き起こしたなんてことがあると、たとえ責任の範囲外のことであっても、日本では批判の的になる可能性があります。
このリスクに備えておく必要があるなと改めて感じています。
決して利益の大きい仕事ではありませんから、大きな費用増に結びつくことは困難ですが、とりあえず少ない費用で出来ることは始めようかなと思っています。
ヘルメットをかかぶらせる、安全靴を履かせるくらいなら、大きな費用増にはなりません。
やらなきゃいけないことって、本当に多いですねえ。
ただまあ、費用増加などの悪い影響だけでは無いかも知れませんね。
何事も、キッチリとやるところに対しては信用が増し、商売繁盛に繋がる…かも知れません。
そんなことを夢見ながら、またまた余計(?)な費用をかけることといたします。
カンボジアのプノンペンをお昼前にチェックアウトし、昼食を食べて空港へ向かうところから移動がスタートし、名古屋への到着が翌朝7時半頃ですから、やはり移動に1日を要します。
5日間の日程でしたが、ゆっくりと休むヒマもなく、あっという間に時間が過ぎ去りました。
今回の出張でも色々なことがあったのですが、とある「再発見」について書きましょうかね。
アジア・アフリカ諸国へ輸出された中古製品は、現地でリユース商品として販売するために「リペア」されます。
横文字の意味が分かりにくいかも知れませんね。
要は、具合の悪いところは修理され、その上で綺麗に仕上げられるということです。
この作業、中古自転車屋さんの店頭で行われたり、少し規模が大きいと再生工場みたいな場所で行われるのですが、日本での風景とは少々異なるところもあります。
例えば、明らかにローティーン(10歳台前半)の男の子が修理作業に従事していることがあります。
家業の手伝いなのか、アルバイトなのか、色々な事情があるのでしょうが、日本では見られない光景です。
あと、海外へ進出した当初は気になっていたものの、最近は「あたりまえ」になって流してしまうようになったのですが、日本ならヘルメット、安全靴着用で作業すべきことを、上半身裸のビーチサンダル姿で作業が行われるのが普通です。
作業で出たゴミについても、投げ捨てられるだけのことが珍しくないので、あちこちにゴミが散乱しているなど、日本人の感覚からすると、違和感を感じます。
要は安全に対する意識や倫理観、常識などが日本と発展途上国と異なるので、多くの点で違和感を感じる…ということです。
以前から気になっていたのですが、このような状況に対して、どう対処するかは難しい問題です。
先述の意識、倫理観、常識などについて、日本と同レベルのことを目指していくのか、「郷に入りては郷に従え」で現地レベルでいくのか…です。
一言で言えば、数十年前の日本の状況そのままなんですわ。
その状況に対して、安全や環境といった近年重視されるようになった価値観を持ち込むべきか否か?
「難しい」と言うのは、何をやるにも費用を要すからです。
タダあるいは微々たる費用で出来ることは、すぐにやれば良いのですけどね。
日本が高コスト体質なのは、労働、安全、環境などに関する各種法令が厳しいのが原因です。
そんな論理を発展途上国に持ち込んで、ビジネスとして成立するかという問題がありますから。
しかし、何もかもを「現地はこんなもの」と放置する訳にはいかないように思います。
線引きは自分で決めるしかないのですが、若年労働者の使用禁止、労働条件の改善、最低限の安全、環境対策などは今から行っておかないと、将来問題が起きる可能性もあります。
問題とは、例えば中古家電輸出が環境汚染を招いているとして、日本での規制が強化されたようなことを指します。
私個人の自転車を再生するにあたって、労働災害が起ころうが、環境汚染が起ころうが問題にはならないのでしょうが、それが競売で役所から落札した自転車だとどうでしょうか?
名古屋市が払い下げた自転車が、安全対策が皆無で労働災害が起こった、環境汚染を引き起こしたなんてことがあると、たとえ責任の範囲外のことであっても、日本では批判の的になる可能性があります。
このリスクに備えておく必要があるなと改めて感じています。
決して利益の大きい仕事ではありませんから、大きな費用増に結びつくことは困難ですが、とりあえず少ない費用で出来ることは始めようかなと思っています。
ヘルメットをかかぶらせる、安全靴を履かせるくらいなら、大きな費用増にはなりません。
やらなきゃいけないことって、本当に多いですねえ。
ただまあ、費用増加などの悪い影響だけでは無いかも知れませんね。
何事も、キッチリとやるところに対しては信用が増し、商売繁盛に繋がる…かも知れません。
そんなことを夢見ながら、またまた余計(?)な費用をかけることといたします。
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