サイクルオペレーション株式会社

皆様　あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

長かった（？）年末年始休暇も終え、弊社もようやく営業再開でございます。

年末は集荷やお持込みへの対応をはじめ、コンテナ積みも同時進行しておりましたので、例年以上にバタバタと過ごしましたが、無事30日夜には、年内業務を終了することが出来ました。

とりあえず、新年早々より名古屋（愛西営業所）ではトラックスケールの設置工事を開始する予定ですし、屋根の設置工事も開始しないといけないしと、例年、比較的時間に余裕のある時期を狙って、設備関係も充実させる予定です。

昨年は、名古屋方面での本格的ヤード建設に向けて、伊勢湾岸道・東名阪道の弥富インターと名神高速や東海北陸道の一宮インターを結ぶ中間点付近の愛知県愛西市に用地を確保しました。

何度かこのブログでも触れたように、最低でも5,000万円以上は要する設備投資を一気に行う余裕も勇気はありませんので、少しずつ必要なものを取り揃えているのですが、土壌改良関係の土木工事、電気などのインフラ、照明設備、事務所、フォークリフト、ユンボ、トラック、トラックスケール等々、弊社としては相当な出費をして設備関係を充実させてきました。

あっ、トラックスケールは年末に購入して置いてあるものの、まだ未設置なんです。すいませんね。

とってもお値打ちな買い物ばかりで設備を整えたのですが、相当な費用を要したのも事実。

外壁工事や舗装工事などは未完成なのですが、小社にとってはこれでも「一気に」設備を整えたつもりです。

カネの出所は・・・全て金融機関からの融資を元に行っています。

弊社は設備資金では全く融資を受けておらず、全て運転資金で融資を受けているので、運転資金で借りた金を、設備資金への流用しているようなものです。

運転資金で融資を受ける方が困難なのが一般的ですので、少々もったいないような気がするのですが、格安でモノを手に入れようとしたら、今そこにあるモノを現金見せて買うしかないのです。

悠長に見積もりを取ってから申し込むような設備資金の融資では、格安ではモノが買えないんですね～。

まあ、運転資金で資金を借りて利益を上げ、その利益を設備投資に回していくしかないですわ。

金融機関各位様、来年度もしっかりと融資してくださいね。


さて、会社の年度末は今月（１月）末ですので、個人的にはこれから年度末処理を始めなければならない状況です。

新年早々から年度末処理とは、何とも面倒くさいのですが、これをしっかりやらないと・・・ね。

このあたりをしっかりとやるところが、弊社の特色であり、信用でもあるわけです。

現在の会社規模や、現金商売がメインという業界の特色から見ると、ドンブリ勘定的な経営が当たり前（？）なのかも知れませんが、そこは一応、金融機関勤めの経験もあるだけに、意外と細かいんです。

ただ、細かくやりすぎても、弊社のような小規模企業では無駄が多くなりますので、バランスが難しいところです。

例えば、現在は変わっているかも知れませんが、かつて私が会社勤めをしていた十数年前は、「社内報告のための仕事」に多くの労力を割いていました。

多分、今でもあまり変わっていないんじゃないかな？

大きな組織になると、顔を合わさない人にも分かるように、記録に残せるように、報告・連絡・相談をしないといけないので、このあたりに無駄が出てくるのは止むを得ないのかも知れません。

このことに関して言えば、「誰にでも、後々になっても」自分の仕事を伝承できるというメリットがあるので、一概に無駄だと言うことは出来ないんですが、やりすぎは無駄になるんですね。

弊社のような小組織の場合、社内報告は最低限に留めていますが、「自分にしか分からない、出来ない仕事を作るのは罪悪」という意識だけは持って運営しているつもりです。

お陰で、私が居なくても、会社は回って行く状況は作れていると思います。

「企業」「法人」である以上、一個人である経営者次第で、会社が多少の左右や浮き沈みはあっても、崩壊することはあってはならないことです。

訳の分からない話となりましたが、小さいながらも「組織」として、2011年も荒波に立ち向かっていく決意表明でした。