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その手があったか!

投稿日時:2011/12/01(木) 07:09

12月1日、LMEは軒並み上昇。

銅は$3.5603/1b=608.47円/kg(前日比+27.74円)です。

他もやや上昇で、最近調子が良い(?)



さて、昨日はこのニュースを読んで、「ああ、その手があったか!」と思わされました。


与野党は29日、東京電力福島第1原発事故の原因究明と検証を行うため国会に設置する事故調査委員会に、ノーベル化学賞受賞者で島津製作所フェローの田中耕一氏を起用する方向で調整に入った。



福島第一原発事故は、世界中を恐怖に陥れた事故です。

まずこの点を再認識することが必要かもしれません。


チェルノブイリ事故のとき、私はまだ高校生になったばかりの頃だったと思います。

当時、東側(ソ連など)での出来事は、正確な情報なのかも怪しい時代でしたが、「原子力発電所が爆発して、放射能がまき散らされたらしい」ということは確認できていたと思います。
確認できた理由は、西側諸国で放射能計測値が上昇したからでした。

高校生のガキながら、「目に見えない」「情報がない」恐怖というものを感じた記憶があります。

なお、チェルノブイリ原子力発電所事故については、ここ で勉強出来ます。


程度に差があるかもしれませんが、福島の原発事故では、同様に世界の多くの人々に恐怖を感じさせたことでしょう。

今年の東日本大震災全体の中で、私が一番恐怖したのもやはり福島第一原発事故でした。

水素爆発の映像が流れたときには、一瞬自分も「死ぬかも?」と思いましたわ。

すぐその後、頭の中で「今の季節、日本付近の季節風は、基本的に北西方向から南東方向に向いて吹くはず。風向き次第で東京は被害を受けるかもしれないが、大阪、名古屋は大丈夫なはず。」と計算して安心してましたけど。

すいませんね~。しょせん、私は自分が一番可愛いみたいです。
自分でもそれが良くわかっているから、例えば政治家なんかにはなってはいけないタイプですね。


話が飛びました。

本題は、「ノーベル化学賞受賞者の田中耕一氏を、福島第一原発事故の事故調査委員会に起用する」

というニュースに対して「その手があったか!」と思ったという話です。

日本人的な考え方かもしれないが、著名人を起用して国内外にアピールするという発想が私にはありませんでした。

「ノーベル賞」などの権威に弱い日本人は、何となく政府(?)の本気度を感じるかも知れない。

私のようなひねくれ者は、「化学者を原発事故の調査委員会か。パンダやな?」と思ってしまうのですが・・・。


私は、自分に無かった発想があることを知ると、とっても感動してしまうのです。

「そうか~、もっと自分もいろいろ考えないとアカンなあ」って。



今日から12月に入り、やっと私の内勤(?)も一段落。

引きこもり生活が10日近く続いたので、今日は久しぶりに外出するか~!

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