サイクルオペレーション株式会社
ブログ記事サイクルオペレーション株式会社
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長距離ドライバー
投稿日時:2016/12/07(水) 07:20
(この文章は12月7日にアップされた原稿を翌日加筆したものです)
現在の主たる業務は、長距離トラックドライバー(?)です。
そのせいか、昨日(火曜日)、本日(水曜日)と、連続して寝坊してしまいました。
昨日寝坊して納品予定時間に遅れ、その影響でノンストップで昨夜のうちに名古屋に戻ったので、またまた寝坊・・・という悪循環ですね。
本日これから出発して午前中に奈良県で商品集荷作業を行った後、午後から大阪で来客対応・・・という予定になっています。
もう出発しないといけないので、続きは今日の午後か明日の朝にでも更新します。
ま、更新すると言っても、いつものつまらない話ですが・・・。
それでは後ほど!
(これより加筆部分)
昨日は寝坊してしまい、何のことかよく分からない話になってしまいました。
話の続き・・・と言うよりは、最初から書き直すつもりで取り組みますね。
「長距離トラックドライバーの業務をしている・・・」という話です。
少し具体的に説明しますと、愛知県愛西市にある当社中部営業所から北関東地方の某市までを、4トントラックで商品輸送しています。
およそ10日間の間に4往復程度走ることになるでしょうか?
一昨日は第一回目ということになりまして、これからまだ3往復ほどすることになります。
本当は大型トラックをチャーターして運ぶことを想定していたのですが、その荷姿が原因で、4トントラックで輸送しても一回当たりの輸送量に大差がないと考えましたので、自社輸送としました。
要は、「かさばる」ということです。
高速道路のパーキングエリアで撮影した画像です。
4トン車に、家電雑品などの比較的軽量で嵩張る商品を積んで輸送していた時代は当たり前でしたが、最近ではあまり行わなくなった「縦コンパネ」での走行です。
PPバンドで固定し、さらにラップを巻いた荷姿ですから、縦コンパネにする必要は無い・・・とは思うのですが、何しろ梱包したスタッフが「縦コンパネにしたほうが良い」と言うものですから、ビビッて言う通りにしました。
仕事をした人間が「荷崩れしない自信がない」と言っている訳ですから、素直に従うのが良いかと思います。はい。
本当は、「絶対大丈夫。荷崩れしない」と言うくらいの仕事をしてもらわないと困るのですが・・・。
縦コンパネでの走行って、やはり怖いですからね。
一般道をゆっくり走るならともかく、強風に晒される高速走行ですから。
何が怖いかって、経験者じゃないと分かりにくいんですが、一言で言えば「どこまでコンパネの耐久性を信頼して良いか?」という点に尽きます。
不安を抱えながらの長距離輸送って、結構大きなストレスなんです。
まあ幸いにも、コンパネに問題は起きなかったし、荷崩れもありませんでしたけどね。
さて、寝坊の話ですが、名古屋から500kmを超えるような輸送の場合、到着前夜に車中泊をして、翌朝に目的地到着というパターンになります。
東名高速道路を東京方面に向かって走るとき、東京に近付けば近づくほど、同じように車中泊をするトラックでパーキングエリアが満車になります。
この日はトイレ休憩のため、静岡県の藤枝パーキングエリアで一旦停車したのですが、その先は徐々にパーキングエリアが満車になることが多くなります。
それで少し早いのですが、藤枝で一旦仮眠して、夜明け前の早朝に再出発して朝一番に目的地へ到着・・・というつもりでいました。
夜の藤枝パーキングエリアです。
ここから目的地までは80km/h走行で4時間以上、トイレのための小休止や一般道を走行することを考えると、まだ約5時間を要する距離です。
朝8時に現地近くへ到着しようと思うと、3時までには出発しなければなりません。
私はトラックのエンジン振動が嫌なのと燃料代をケチるため、真冬でもエンジンを切って仮眠します。
いつものパターンだと、寒さか尿意を覚えるために数時間で目が覚めます。
仮眠に入ったのは午後10時ごろでしたので、おそらく日付が変わってから、それほど時間が経たずに目が覚めるはず。
でも念のため、「午前3時」にスマホのアラームをセットして仮眠に入りました。
ところが、どうやらアラームがセットできていなかったようで、目覚めたのは朝5時半。
寝返りも出来ない4トンのベッドで、これほど熟睡するとは、思ってもいませんでした。
最近疲れている上に、寝不足気味でしたからね~。
4トンのベッドで7時間以上も熟睡するとは、我ながら大したものです。
それで5時間ほどの間、トイレ休憩だけで走り続けることになりました。
現地に到着して荷下ろしを済ませ、しばし休ませて頂いたのち、今度は名古屋に向けてトンボ帰り。
翌朝は奈良県での仕事が入っていましたし、早く帰らないとキツイですからね~。
結局、ヤードに到着してトラックを止め、ねぐらに帰り着いたのは午後9時ごろ。
朝5時半から午後9時まで、長い休憩なく走ったことになりますから、少し疲れたのでしょう。
翌朝目覚めたのは午前7時ごろ。
2日連続の寝坊・・・ということになりました
さて、500kmの距離を平均時速80km/hで走行すると、計算上は6時間15分で到着となります。
実際には高速道路を約80km/hで巡航し、一般道は当然それ以下ですから、無休憩で走っても7時間以上は要すると考えなければなりません。
7時間もの間、トイレ休憩も食事休憩も無しでぶっ通しで走るというのは、たまにやることはありますが、前提とするべき話ではありません。
8時間から9時間程度が、標準的な総所要時間となる訳です。
よほど早朝に出発しない限り、朝に出発して当日日没までに到着するのは難しいです。
となると、前夜に出発して翌朝到着・・・というのがスムーズです。
行くだけでは無くて帰りのこともありますから、前夜出発の車中泊、翌朝荷下ろしして、夜までに帰着・・・というパターンが理想的。
これ、「勤務時間をどう計算する?」とか「残業手当は?」などと言う類の話には、馴染まない仕事ですね。
トラックでの輸送業務だけでなく、様々な仕事でも言えることかと思います。
会社に出勤してきた時間から勤務開始で、会社に帰着して帰宅の途に就くまでが勤務時間・・・という考えには馴染まない現実が、世の中には多くあります。
だから勤務時間を無視して働け・・・というようなことは申しませんが、ある程度柔軟な対応が必要ということです。
「柔軟な対応」くらいの表現が穏便でしょう(笑)
もし、杓子定規な対応を求めるドライバーがいたとしたら・・・
高速道路は100km/hでの巡航を命じ、休憩は法令で定められた以上のものは認めない。
時間厳守を命じて、それが履行されない場合は社内規定に基づいて懲戒処分を科す。
現場感覚で言えば、こんなの危険が増すだけです。
ドライバーの身の安全と、心身への負担軽減を考慮した場合、私がやっているような方法を取るのが一番だと思います。
トラックに車中泊するのが嫌なら、安全を考えてそのような業務から外しますし、代替業務で会社が求める能力を発揮できないなら、去ってもらうしかない。
私は「出来ません」という言葉が大嫌いです。
ほとんどの場合、「出来ない」のではなくて「やりたくない」という意味ですから。
私は2~3本ほど頭のネジが切れていることは認めますが、一定の常識や良識は持っていると思っています。
不可能と思われることは言わないし、自分が出来ないことも言わない(つもり)。
私が納得する理由なく、「出来ない」という発言があると、その瞬間から私にとって興味のない人間になります。
ただし人間は時間の経過とともに変化するものだと思っていますから、一度だけで決めつけることはしないように心がけていますが・・・。
でもね、それなりに長く生きてきましたが、安易に「出来ない」と言う人間が、生まれ変わったようにチャレンジ精神を持って事に挑む人間になった例は見たことが無い。
その人の考え方の、根幹に関わる部分なのかもしれません。
ややこしいオッサンでしょ?
「出来ない」と言った途端に、見放されるに近いんですから。
机上の空論かもしれませんが、私の注文に対して「この条件なら出来る」くらいの回答をしてもらわないと困ります。
理想的には「こうすべきだ」くらいの提案をしてくれる人物だと、ありがたいんですけどね。
東京営業所の開設により、当社にも多くのスタッフが入ってきています。
そのスタッフたちが結果を残せる人材だと良いんですけどね~。
結果とは、基本的には「どれだけの利益を上げることが出来たか?」が全てです。
表面に出てこない、隠れた功績を見つけて評価するのは、上役の仕事。
このブログも色々な立場の方が見ていますから、今日私が書いたことに対しての賛否両論があることでしょう。
「このオッサンの考えはわかった。自分はこう考える」とお話しできるように、自分のアタマの中を整理してくださいな。
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