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サビがない自転車、一台2,300円で買います!

投稿日時:2014/08/22(金) 06:25


今朝はストレートに商売のお話でございます。

「商売人が書くブログなんだから、商売の話を書いてどこが悪い!?」 と思いながらも、日頃はあまりストレートに商売のことを書いていませんので、何となく気が引けます・・・。

「俺には関係ね~や」とおっしゃらずに、今日も宜しければ最後までお付き合いください。



ここ最近からではありますが、毎月、何がしかの買取強化商品を設定して、高価買取キャンペーンを実施してきました。

軽い気持ちで始めたのですが、「毎月何か」というノルマが自分に課されているわけですので、結構なプレッシャーになります。



この業界、本当に競争が激しくってですね、我々のような立ち位置の人間は、意外かも知れませんが相当な苦労をしています。

ギリギリの高価買取を行うということは、相場変動等それなりのリスクも伴うわけですが、月の半ばに「中止」なんてことは格好悪いからしたくない。

8月も20日を過ぎますと、「来月は何にしよう?」と次の商品選定にアタマを痛めることになります。



少なくとも、来月一ヶ月くらいはリスクが無いであろう商品、お客さんに対してインパクトを与えられる商品、経営戦略に一致した商品・・・様々な条件を加味し、9月の高価買取対象商品を選定しました。



9月の高価買取キャンペーン対象商品は、

「Sクラス自転車」です。




「Sクラス自転車」って何?

これは非常にシンプルな話でして、サビがない、新しい自転車のことです。



これまでもオートライト自転車の中で、比較的サビの無い自転車を高値で買い取りするなどしておりましたが、ちょっとインパクトが薄れてきたのは否めません。

じゃ、もっと分かりやすく、もっとインパクトがある事を・・・という訳で、

メーカーも、車体形状も、ハンドル形状も、オートライトの有無も、ギアの有無も問いません。


「大人用で、サビが無ければそれで良し」


という検収基準で高価買取を行うキャンペーンです。



で、気になる買取価格なんですが・・・



サビがない自転車、一台2,300円で買い取ります!



ということにします。

こんな値段を付けて大丈夫かなあ?

また同業他社に嫌われるかな?



しょうがないね・・・。これも商売じゃあ。



あ、ついでに言っておきますが、ウチはキッチリと検収します。

少々サビていても、1台くらいOK・・・みたいなオマケはしません。

というか、出来ません。



我々のような輸出業者は、結構利幅を取って儲けていると思っている方も多いようですが、そんなことは全くありません。

「超」がつくほど、薄利多売です。



皆さん、自転車の利益ってどれくらいだと思います?

中古自転車を一台仕入れて、分別保管しておいて、注文に応じて加工し、コンテナへ積載するというのが一連の流れになります。

最終的に残るのは、一台100円以下ですよ?マジで。



そんな超薄利多売の中でオマケしてたら、あっという間に赤字になってしまいます。

ですから、オマケは勘弁してください・・・。





さて、「サビがない自転車」と言いながらも、中古自転車である以上は「完全にゼロ」という訳にはいきません。

正確に言うと、「サビがほとんどない自転車」ということになります。



言葉で説明するより、画像を見ていただきましょうか。








画像で見る限り、サビなんて見えないでしょ?

でもまあ、隅から隅までチェックすると、ナットの部分やチェーンの部分に少しサビが出ているのは事実です。



「どこまでがOKか?」は、現物次第になってしまいますね・・・。



現物を検収させていただき、無事Sクラス認定されるか否かのチェックポイント、傾向をお教えしておきます。



実は我々が自転車を検収する時、まずは対象となる自転車の「プラス材料」と「マイナス材料」をチェックしていきます。

その上で、サビの状態をチェックする訳です。



その「プラス材料」と「マイナス材料」を知って頂ければ、お互いにとってプラスかなと思います。

まずは、査定がプラスになる(=サビが見えても検収がOKになる確率が上がる)材料です。



・日本メーカー製は、プラス材料。


・オートライト付は、プラス材料。


・ギア(変速機)付きは、プラス材料。


・ママチャリ、折りたたみ自転車は、プラス材料



こんな所でしょうかね?

次はマイナス材料ですよ~。



・中国製は、マイナス材料


・ハンドル部分が黒色は、マイナス材料


・重い自転車は、マイナス材料


・ストレートは、マイナス材料


こんな所でしょうか?



具体的な例を挙げてまとめますね。


「ブリヂストン製でオートライト、ギア付きのママチャリならば、少々サビが出ていても、Sクラスの検収に通過しやすい」


「中国製でハンドルが黒色、オートライトもギアも無いストレートは、サビが限りなくゼロでないと検収を通過できない」

ということです。



何が言いたいかというと、新車価格が全く違うわけです。


新車価格が、4万~5万するような自転車なら、少々古くなっても価値が高い。

新車価格が、1万円を切るような自転車なら、綺麗でも高くは買えない。

そういうことです。



一応、このキャンペーンは9月から実施としていますが、ホームページ変更の準備が出来次第、先行して実施する予定です。

ホームページの変更前でも、「ブログ見たけど、この自転車2,300円で行ける?」とおっしゃって頂ければ、大丈夫です。



多くのお引き合いをお待ちしております!




 

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