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商品市況

投稿日時:2014/02/17(月) 05:47


先週末は雪で仕事の段取りが大いに狂ってしまった方が多いことでしょう・・・。


私は金曜日に名古屋から大阪へ移動したのですが、私どもの拠点がある愛知県西部に比べて、東海道沿いの京都や大阪の雪は明らかに少なかったですね。


近畿地方では奈良県での雪が多かったようですが、二週連続で名古屋は結構な量の雪に埋もれていましたよ~。



19日以降、再び太平洋側で大雪になる恐れがあるという予報が出ています。


今のところ、東日本が中心という予報になっていますが、油断は禁物・・・ということです。


仕事の先送りをしないで、さっさと片付けておかないと、再び段取りが狂いますのでご用心!



さて、今日は直球勝負な仕事の話です。



弊社では、鉄・非鉄金属スクラップから貴金属含有スクラップ、輸出向きの中古商品まで、幅広い商品を皆様から有価物として買い取りさせて頂き、一定の手を加えた上で世界各地へ販売していくことを業務とさせていただいております。



商品を右から左に流すだけの商社とは違います。


「手を加える」という作業の中には、仕入れた商品を原材料として、違う商品に加工するような業務も行っていますので。


例えば、電線・被覆銅線などのスクラップを仕入れて、剥線機で銅とプラに分別してそれぞれを販売する・・・なんて作業も、原材料を仕入れて、加工・販売という業務に分類されるでしょう。


いずれにせよ、最終的には仕入れの形で弊社に入荷した商品は、その形を変える、変えないの違いはあるにしても、再び弊社から販売されていくわけです。



ただし、いつでも同じように仕入れて販売しているわけではなく、タイムリーに商品の需給バランスは変わっているので、喉から手が出るほど必要としている商品から、ハッキリ言って要らない商品まで、その時々によってさまざまです。


多くの方々は、それを「価格」という形で認識されていると思います。



例えば、「一つ500円だった商品が、600円に変わった」としましょう。


これは、その商品必要としているために、価格が上昇したと考えるのが自然です。


難しいところは、その商品が一つ700円、800円・・・と、さらに価格を上昇させていくのか、それとも600円に上昇したことさえも一時的なもので、すぐに500円に戻るのかといった、今後の動向についての判断です。



弊社では、海外の取引先や外国人バイヤーと直接話をする機会が多いので、現地事情などの情報について比較的詳しいはずなのですが、まだまだ分からないことが多いですね。


いわゆるステルスマーケティングのようなことも多いですし、そればかりか、ウソや騙しさえも日常茶飯事なので、判断に迷うことが多いのが現状です。



状況はコロコロと変わるのが当たり前・・・ということを前提にしての話ですが、今の商品状況をいくつか例に挙げますね。





平成26年2月現在、扱いやすい商品の代表格は、中古自転車でしょう。


「扱いやすい」というのは、「売りやすい」ということです。


さして販売に力を入れなくても、比較的回転良く商品が売れていきます。



自転車というのは、重いし、嵩張るし、単価の安い商品ですので、皆からあまり好かれる商品ではないのですが、回転率が高いのは良いことです。


弊社は、愛知県の外れに位置しているために用地だけはいくらでもありますから、広大な場所を必要とする自転車も、今は積極的に取り扱っているという次第です。



あと、扱いやすい商品を列挙すると、ミシンやアンプ、タイヤなんかも扱いやすいかな?


パソコン関係や農業機械は、少々扱いにくいですね~。



パソコン関係に関して言えば、旧正月による影響が大きいのかもしれません。


毎年、旧正月の前一ヶ月と、後三ヶ月の合計四ヶ月程度の期間は、一年で最も中古PCの需要が低い時期です。


日本流に言えば、12月の年末から3月の年度末くらいの間が、PC関連商品のお寒い時期と覚えて置けば良いでしょう。



トラクターや耕耘機などの農業機械に関する状況が良くないというのは、少々私も読み違いがありました。


今年ホットな商品になると思っていたのですが・・・。



これまでのような、古くて小さい中古農業機械の人気が海外で低くなっているようです。


比較的新しいものや、大型のものは依然人気が高いのですが・・・。



あ、農業機械といっても、草刈機だけは例外的にホットな商品です。


中古草刈機は、草を刈るための農業機械としてではなく、小さな船のエンジンとして使われるんだ・・・という理由かもしれませんね。


ウソか本当かは知りませんけど。




こんな具合に、その時の状況によって市況は目まぐるしく変わっていきます。


一年のサイクルで上がったり下がったりを繰り返しているものもありますし、もっと長いスパンで価格の上下を繰り返しているもの、右肩下がりに価値が下落しているもの等々、本当に様々です。


また機会を見て、こんな市況に関する情報も垂れ流していきますね~。






 

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