日本語 English 大きくする 標準 小さくする

たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。

久しぶりに1ドル100円

投稿日時:2013/07/03(水) 06:37

日本時間昨夜から今朝にかけての金属相場に大きな変動はありません。

銅は$3.1371/lbと、前日比で$0.005という僅かな下げだったのですが、為替が$1=100.6円程度と、久しぶりに1ドル100円を超える円安水準となりました。

このために、日本円換算値では昨日よりトン5,000円ほど相場上昇という計算になります。

現在の建値はトンあたり71万円ですが、計算上はトン74万円ほどの水準なんですがね?

山元も、先行不安を抱えているのでしょうか?


個人的には、金相場が相変わらずの低空飛行なのが悩みの種です。

こちらも動きとしては、銅と同じようなもの。

相場自体は僅かに下げましたが、為替に助けられて日本円換算値で僅か上昇。

昨日の国内建値がグラム4,053円でしたが、今日は4,060円というところですかねえ?


本日夕方に、金をたっぷりと含んだスクラップを満載したコンテナが入ってきます。

すでに支払を完了している品ですので、この品に限って言えば、為替が円安に動いている事は悪くない。

海外出張先で全てのフレコンの底部まで中身を確認し、価格も相当安く買えた品物なのです。

利益を生み出す自信満々の商品なのですが、購入した時点よりも相当金相場が下落しているんですねえ・・・。

ま、実際には金に戻したときの相場が適用される訳ですから、一喜一憂してもしょうがないですけど。


ああ、金を「たっぷりと」含んだスクラップと申しましたが、1kgの中に1gも入っていませんよ~。

まれに、1kgのなかに1g以上の金を含有したような超高品位なモノもありますが、ほとんどは1kg中に「コンマ何グラム」というレベルです。

それでも・・・「たっぷり」なんです。

金山の金鉱石なんかと比べると・・・ですが。

「都市鉱山」なんて言葉があるくらいだから、高品位の金鉱石だ・・・と思っておいて丁度良いかも?



さて、「中央最低賃金審議会」という厚生労働大臣の諮問機関が出来ているようです。

その名の通り、最低賃金についての調査、審議、意見を述べる機関ですが、昨日行われた会合で田村厚労相は、「すべての所得層での賃金上昇が求められている」と発言したそうです。

こういう諮問機関で、担当大臣が露骨に意見を言う事は少ないんですけどね。

だって、自分の望む結論を諮問機関に出して貰い、「私が言ってるんじゃないですよ~」とするのが常套手段であり、諮問機関の役割ですから。

この大臣、アホなのか勇気ある政治家なのか、どちらかですね~。


ま、どちらにしても最低賃金は上昇することが間違いないでしょう。

一時間あたり10円とかそんなレベルですが、チリも積もれば・・・ですよ。

最低賃金の引き上げというのは、嫌な言い方かもしれませんが、「理由無く賃金を引き上げる」ということです。

お上による鶴の一声で、「カネを出せ」と言われるんですねえ。


賃金を引き上げようとする方向に異論はありませんが、お上に言われると、「やかましい。オマエは黙っていろ」と言いたくなるのが人情(?)。

偶然にも、弊社スタッフへの報酬増加を検討していたタイミングだけに、「カチン」と来ました。

私も天邪鬼ですね・・・。



<< 2024年4月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

アーカイブ