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教育論(?)

投稿日時:2013/01/09(水) 06:50

昨日は午後過ぎまで仕事を休んで、子供の引率。

こういう慣れないことをやると、何だかとっても疲れますね~。


考えてみれば、参観日や運動会、入学式といった子供の行事に、ほとんど参加したことがない。

自分が子供のころ、父親が子供の行事に来るなんて考えたことも無かったイメージを引きずっているんでしょうねえ・・・。

最近では、「父親参観」などと父親の参加を促す行事も組まれているのですが、昨日引率した二番目の子の場合、一度だけ授業参観に行った覚えがありますね。

「一度行けば十分だろう」というのが、父親の勝手(?)な論理でして、おそらく長きに渡って「父親が来たことがある」という記憶が、子供に残るのだろうと想像しています。

・・・まあ、自由人で身勝手な父親だからしょうがないね。

いつか、末っ子の行事にも、一度だけ参加してやろうと思います。はい。


さて、当日試験が終わった子供を出迎えるために、試験会場の出口付近で待っていたのですが、待っているのは予想通り母親が大半でした。

何か、独特の雰囲気を持ったお母さんが目立ちましたね。

塾が同じなのか小学校が一緒なのか知りませんが、意外と顔見知りの方々が多いようで、あちこちで集団で会話しているのですが、少々微妙な空気。

何て言うか、一般的な水準と比べて、自己顕示欲の強そうな方が目立ちましたね。うん。

立ち振る舞い等々含めて、あまり周りのことが見えていないご様子で、少々嫌気が差しました。

まあ、断言は出来ませんが、「アナタが気負ってどうするの?」と言ってあげたい気分ね。


そんな斜め上から目線で周りを見ていると、自分の子供が出てきました。

周りの親子は、「どうだった?」「こうだった」という会話をしている訳ですが、こちらは小学生のテストなんか興味がないし、「少し遅めの昼ごはん、何を食べようか?」という会話のみ。

でも、やっぱり子供のほうは誰かにテストのことを話したかったようで、聞きもしないのに「99%駄目だろう・・・」と、自分から言い出すんですね。

「そりゃあオマエ、大して勉強もしていないのに、これで合格したらガリ勉君に申し訳ないだろう?」

「父ちゃんに言われたくないわ!」


「しかし何だ。周りを見てみろ」

「???」

「不細工なおばはんが多いのう・・・」

「・・・当たり前でしょ?おばはんなんだから。」

「いや、子供を中学受験させるっていう位だから、もう少し小奇麗なおばはんがいるかと思ったがなあ・・・」

「もういいよ!僕の話聞いてるの?」

「ああ、聞いているよ。おばはんと同じくらい、どうでも良い話だ。」


こんなアホな話をしていたのですが、これでも私なりに気を使ったつもりです。

「何を目的にするか?」ということが重要でして、私はいつも「合格することが目的ではない」と言っています。


小学生高学年くらいの知識って、大人になってからの社会人生活で極めて重要な知識が多いと思っていますので、この時期にしっかり勉強しておくと、大人になってからの教養の素地が出来上がる・・・と思っています。

普通と逆かもしれませんが、勉強するのが目的で、受験はモチベーションを保つための手段と考えています。


中学生以降は、しっかりと体でも鍛えておけと思います。役に立たない勉強が増えてくるから。

あとは、専門的な勉強をしたければ、大学にでも行けばいい。

中学生や高校生程度の知識では、専門化、細分化していく社会で、メシの種にはならん。

それよりは強い肉体を持っていたほうが、よほど将来食うのに困らない。


こんないい加減なオッサンですが、子供に教育や知識を残してやることが一番重要だと認識しています。

だって、カネやモノっていうのは、いつか無くなったり、壊れたり、取られたりするものです。

でも、頭の中にしっかりと入った知識や知恵は、無くなったり、壊れたり、取られたりしません。

親から子へ残してやるものとしては、最高の贈り物だと思いますよ。


生きる知恵であったり精神論的なものは親が直接教えてやり、知識を詰め込むのは学校や塾に任せています。

そんな訳で、お小遣いは一ヶ月千円、お年玉も千円、携帯電話?自分で稼いでから持て!・・・と、昭和の時代から変わらないようなケチオヤジであるにも関わらず、教育にだけは多少カネを使ってやっている次第です。



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