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心配しないの

投稿日時:2012/06/13(水) 07:20

長いサイクルで物事を考えると、「今は大人しくしておこう」という時期もあります。

今はその時期なのかな?

少なくとも、ギリシャでの再選挙結果を確認しないことには、この夏の情勢すらも読みにくい。


市場はギリシャのユーロ離脱すら視野に入れているという見方もあるでしょうが、それはありえん・・・と思うよ。

だって連中は、所詮カネを転がすことだけしか能が無い。

じゃあ選挙結果をどうやって予想するかといえば、マスコミをはじめとした他者の情報から判断するしかない。

主体的な判断が出来るはずがないし、そこは素人考えしかできない。

そんなわけだから、「市場が完全に織り込んで考えることは不可能なのだ!」と結論付けています。


ということで、17日のギリシャ再選挙の結果次第で、雲が晴れるような展開になったり、混迷が深まるような展開になったりと、少なくともこの夏の動きくらいは決まってきそうなものです。


皆さんはどう予想しますかね~?

ちなみに、ギリシャ再選挙の争点は、次のようなものです。

1.緊縮財政による財政再建、欧州の債権国が今年初めに策定した第2次ギリシャ救済策の条件を飲むことを前提とした、新民主主義党が政権を発足できるか?

2.救済合意の破棄を決意している急進左派連合が政権を握るか?


まず、「1」の結果が出た場合、救済策の条件再交渉が行われる程度のことは予想されるものの、ギリシャのユーロ離脱や、他国への危機波及の危険が低下したと判断され、世界景気には好都合・・・と言われています。

次に「2」の結果が出た場合、ギリシャのユーロ離脱が不可避となり、他のユーロ圏諸国に大きな被害が及ぶ・・・と言われている。


実際には、第3、第4の選択肢もありうるし、巷で言われているとおりの動きになるとも限らないのですが、選挙結果によって、短期的(個人的にはこの夏くらい)な市場の動きが決まってくるのではないかと考えています。

「おう。1年でも2年でも、相場が回復するまで待っとくよ」という御仁は宜しいが、私のように、「何億でも塩漬けにしてやる」という訳にはいかない貧乏人は、今月や来月という短期の動きが大変重要なわけでして・・・。


選挙結果を、競馬の予想紙並みにいい加減(失礼?)に予想しましょう。


「2」の、急進左派連合が政権を握るというのが、私の予想です。

救済合意を破棄するかなどの話は全く別物ですよ? 急進左派連合が、さらに躍進するだろうと予想しているだけですので。

議席を前回選挙より更に伸ばすだけで、政権は握らないという結果になるかもしれませんね。

事前調査とか、細かいデータなどの類は全く知りませんが、歴史や時代の流れ、人心の移り変わりによる投票行動っていうのは、そういうものじゃないかな?と思っているだけ。


みなさんも、ハラハラ、ドキドキしないで、楽しくウオッチしましょうや。

昨日、サッカーワールドカップ最終予選のオーストラリア戦(アウェー)を観戦していて、オーストラリアのような民主主義国での試合であっても、アウェーはアウェー。

「審判、無茶苦茶やなあ~」と苦笑いしていたのですが、「アウェーはこんなもの」と開き直ると、ハラハラ、ドキドキしないで、楽しく観戦できました。

「サッカーと経済問題を比べるな!」とお叱りを受けそうですな。

サッカーとギリシャ総選挙の違うところは、自分や会社の懐を直撃するか否かということです。

でもね、世界経済が悪化するか否かなんて、アタマに銃を突きつけられて撃たれるか撃たれないかという問題と比べれば、大したことないでしょ?

命まで獲られる訳じゃなし。


心配無用!

我々、屑業界に生息する人たちは、どんな状況でもメシを喰うくらいの生命力を持った人たちばかりです。

暗く考えないでおきましょう♪

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