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キタナイ話

投稿日時:2017/10/27(金) 06:49


25日夜のフライトで現地を出発し、海外出張から帰国しています。


体調が悪かったために水曜日のブログを更新できなかったのですが、ずいぶん良くなったものの、今も完全ではありません。





体調が悪い原因は、腹痛です。


最近では滅多に腹痛になったりしないんですが、たまたま運が悪かったのか、入院生活などで身体が弱り、抵抗力が弱まっているのかな?







今回、最初の不具合は、便秘でした。





金曜日の夜に現地へ到着し、土曜、日曜と便通がありませんでした。


平均一日2回の私としては、かなり珍しいことです。





月曜日の朝、便意を催してトイレに行ったところ、あまりにもウンコが巨大すぎて、ケツの穴から出て来ることが出来ません。


便意もあるし、ウンコもケツからアタマを出すのですが、どうにも外へ出せない。





便座に座りながらネットで色々調べたところ、「とにかく無理に力を入れてはいけない」、肛門が避ける可能性がある…とのこと。


何度もケツの穴からウンコに顔を出させていると、徐々にケツの穴が広がって来て、出せるようになる。





そういうものらしいです。





どうにもならないので、ネット情報を信用して長期戦に。


力を抜いて、自然にウンコが出ようとする動きに身を任せ、ケツの穴からウンコが顔を出すと、圧力の高い水をかけて、本体から切り離す。





ネット情報によると、ウオシュレットくらいのパワーでは、ケツの穴から出てこないほどのウンコは崩せない…と書いてありました。





しかし私がいるのは東南アジア。


この地域では、便座に機械が取り付けられたウオシュレットではありませんが、水道管直結のハイパワー手動ウオシュレットみたいなものが、普通に取り付けられています。








ウオシュレットの代わりに、これでケツを洗います。


デリカシーに欠ける東南アジアでは、水道の圧力のままで水が出て来ることも多いので、いきなりレバーを全開で握ると、高圧水が出てきて肛門に損傷を与えるかも?





ゆっくりレバーを握って、自分で圧力を確かめ、自分なりに水圧を調整しろということです。


平和ボケしていると、ケツの穴が裂けるよ?





まあそんな訳で格闘2時間。





午前6時過ぎから始めたウンコとの格闘も、8時過ぎには大きく開いた私のケツの穴から出て行きました。


自分のケツの穴が大きく開いているの、分かるんですね。




その日は一日中ケツの穴が開いているような感覚が残り、困りました。







さて、問題はここからなのです。


便秘が治ったのは良いのですが、今度は「食あたり」をしたようです。





最初は、胃がキリキリと痛む。


次に吐き気も催してきて、しばらく経つと下痢も始まる。





食中毒であることは間違いないでしょうが、原因が分からないなあ…。


生ものや、不衛生な屋台メシを食べたりはしないのですが、氷からは逃げられないですからねえ。





海外旅行の本などを読むと、「氷は食中毒の原因になるのでダメ」と書いてあります。


まあその通りなのですが、一日滞在するだけの観光客ならともかく、ビジネスで度々滞在する人間にとって、氷無し生活なんて無理です。





夏のクソ暑い時期に、アイスコーヒーも、アイスティーも、ビールも飲まないで過ごせるか?


「氷はダメ」と本に書くくらいなら、食中毒の対処法でも書いてあげたほうが親切というもの。







さて、明らかな食中毒症状に陥ってしまった私。


とりあえず、薬を飲むことにしました。





さすが食中毒なんて当たり前の国ですから、多種多様な治療薬があります。


現地人は、とりあえず下痢止めを飲むような人が多いので、黙っていると下痢止めを飲まされます。





確かに下痢は止まるのですが、今の日本の医療では「下痢止めは処方しない」が主流です。


身体の防衛反応として排泄しようとしているものを、無理に止めるのは好ましくないからでしょうが、私もそうだろうと思います。





熱が出るのは、体内に侵入してきた菌を殺すためで、解熱剤を飲むと身体の自然治癒メカニズムを邪魔しているようなものだし、下痢止めもそれに同じ。


私なんかは、そう考えます。





正露丸みたい(?)に、体内に侵入した菌を殺す働きのあるクスリをとりあえずもらい、この後、病院へ行くかどうか、相談しました。





「病院ではどんな治療を受けれますか?」と私が尋ねると、


「点滴をしてくれます」とのこと。





この国では、頭痛でも腹痛でも発熱でも、ブドウ糖をぶち込んで終わりだそうです。


食中毒による脱水症状防止のため、点滴も間違いとは言えないでしょうが、さすがにそんなところへ行くのは怖すぎる。





薬を飲んで、寝ているのが良さそう。






私が食中毒でダウンしたという話が広まると、良くも悪くも色んな人が心配してくれます。


正直、放っといてくれるのが一番ありがたいのですが、異国の地で倒れた外国人を憐れんで、色々な人が心配してくれます。





あまりにもウザイ(笑)ので、民間療法(?)みたいなものを受けました。


メンソレータムか、タイガーバームみたいな軟膏を、強く体にこすりつけていく…みたいな治療法です。





本当に強く体に擦り付けるので、かなり痛いです。


私は半分でギブアップしましたよ。





痛みに引き合うほどの効果があるか、微妙なところでしたので。








痛そうでしょ?


マジで強烈にゴシゴシやりますから。





背中だけでなく、腹部も同じようにやったのですが、腹部は何となく意味が理解できました。


これをやると気持ちが悪くなって、何度も吐きました。





悪いものを体外に排出しようとする、身体の働きを助けるための伝統的治療法なのかもね?


背中の方は、何の効果も感じず、意味も分からなかったので、中断してもらいました。





惰性で、腹も背中も…とやっているだけのように思えました。







何とか日本へたどり着くことが出来ましたが、未だに便は水のようです。


時々、胃が痛くなることもあるし、まだ無理は出来ませんねえ…。

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