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福井県に行ってきました

投稿日時:2014/11/24(月) 06:32


22日土曜日は、昨年亡くなった父親の一周忌ということで、法事に出かけておりました。

ウチの菩提寺および墓は、福井県の高浜町というところにあります。



何度か触れたことがあると思いますが、原発と海水浴の町・・・であります。

それ以外は何もない、寂れた町です。





私は、兄と二人兄弟の次男なのですが、父親が亡くなって以来は特に兄を前面に押し出すことに努めております。

私には、「家」という思想が希薄でして、家を継ぐとか、家を守るなどという考え方に馴染めません。



菩提寺があって檀家であるのですが、こんなものは江戸時代に作られた身柄を移動させないための制度です。

檀家制度に対しても否定的な考えですね。



いや、そもそも日本の仏教思想に対して否定的か。

「死んだらそれまで」と考えておりますので、例えば今回のように法事で死者を供養するという考えに馴染めません。



そんな考えの私が、「家を継ぐ」などと言い出したら、それは財産目的以外の何者でもありませんよね~。

だから、長男さんを前面に押し立てて、私は引っ込むことにしております。



ま、財産やカネが欲しくないとは言いませんが、そんなものをアテにするとロクなことがない。



「子孫に美田を残さず」あるいは「児孫のために美田を買わず」と申します。

子孫に財産を残すと、かえって子孫のためによくない・・・という意味ですが、その通りではないかと考えております。はい。

残った財産は、母親に使い切ってもらうのが一番です。



家を守る気も、信心も無い私が、わざわざ福井県まで出かける最大の理由は、「海」があるからです。

海しかないところなのですが、子供にとってはそれで十分。



生まれ故郷であったり、ふるさとであったり、現在の居住地と違う場所に縁がある方も多いと思います。



多くの場合、今の居住地よりは地方部=田舎であることが多いと思います。

私と同じように、「何も無い」とお嘆きの方も多いと思いますが、そりゃあ田舎にはデパートや洒落たカフェは無いでしょう。

でもまあ、海や山なんかがあれば、それで十分なのかもしれません。



坊主のお経には寝そうになりましたが、子供のころに親しんだ海を見て、少し癒されて帰ってきました。








 

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